真夜中のMacPro2009改造 CPU交換編 [仕事]
先日MacPro(Early2009)を復活させるべく、グラボとAirMacとUSB3.0を強化しました。
そしていよいよ改造のメーンイベントとなるCPU交換に挑みます。
まずはググッて、YouTubeで情報収集。
すでに何人もの方が実践、成功していますし、アメリカのショップのYouTubeではかなりくわしく動画で手順を解説してくれています。ということで私でも問題なしでしょう。
購入したもの
CPU(intel XEON X5680 3.3GHz)×2 ヤフオク(中古)
メモリ(DDR3 PC3L-10600R 1333MHz 240pin ECC RDIMM 8GB×4枚) Amazon(中古)
シリコン熱伝導グリス Amazon
用意したもの
3mm六角レンチ(長いもの)
パーツクリーナー(電子回路OKなもの)
マスキングテープ
カッターの刃
カッター
テレホンカード
アイロン
精製水
やわらかいメガネ拭きの布
ノリのリムーバー
アプリなアプリ
MacPro2009-2010FirmwareTool
MacProEFIUpdate
Xbench
まずはファームウエアをアップデートします。
MacPro1.4から1.5にしないと6コアのCPUを受け付けません。
逆に言えば、ファームウエアをアップデートするだけでOKなんです。
システムをイジるなど必要なしで交換可能ってすごいですよね。
手順はググればすぐに出てくることなので省略。
何度かうまくいかなくて多少ドキドキしましたが、グラボをデフォルトに戻したら無事アップデートに成功。こんな感じになりました。

さて、いよいよ本題ですが、まずはメモリーをサクっと交換しておきます。
寄せ集めの22GBからビシッとそろった32GBへ。

中古で十分。かなりお安く買えました。

作業は一瞬で終わります。
で、こうなりました。


1333MHzのメモリですが1066MHzで動作します。そういう仕様みたいです。
でもメモリを1333MHzにしないと6コアはダメみたいです。そういう仕様みたいです。詳しいことはわかりません。
いよいよ最難関のCPUのヒートシンクを外す作業にとりかかります。

中古で用意。X5690は少し高い(2個落札したら1万以上高いです)ので、一つ下のランクのX5680で我慢。
まずはCPUをベタベタ触る必要があるので、背面をマスキングします。
次にテレカを基盤とヒートシンクの間に挿し込んで、接着材をゆっくり時間をかけてはがします。最初はなかなか挿さらないけど、ゆっくりやれば必ず剥がれます。
2個のCPUを剥がし終わったら、隙間にカッターの刃を差し込み、ヒートシンクにアイロンを当てて基盤との間にあるハンダを溶かします。

こんな感じで小皿の上に置いて作業。
CPUがかなり熱くなるので壊れるんじゃないかとドキドキしますが、大丈夫。
「パキンっ!」という音とともにヒートシンクの金属が外れます。


外れたヒートシンクは厚みが2mm以上あってかなりずっしり。使い道ないけど捨てられない感じ。
CPUの上に残ったハンダをカッターで削り落とし、マスキングテープのノリを精製水とテープノリリムーバーを使い綺麗にします。柔らかいメガネ拭きの上で慎重に慎重に作業します。
綺麗になったのがこちら。

この作業だけで3時間かかりました。
あーーー疲れた。
ということで翌日です。
あとは簡単です。
3mmの六角でCPUボードの上に鎮座する巨大なヒートシンクを外します。中にファンが入っていて、その電源端子があるのでゆっくり外します。

そして現れた心臓部。
CPU自体は特に固定されていないので、黒いカバーをはずし用意したX5680に交換します。まさに置き換えるだけ。びっくりするほど簡単です。

あとはシリコングリースを塗って…

うんち。

付属のへらで綺麗に延ばして…

ヒートシンクを丁寧にもどしたら終わり! ネジの締め込み過ぎに注意です。
あと作業中に基盤の上に何かを落とさないようにね。
すべて元にもどしたら早速起動です。
ドキドキ!

キタ〜〜〜〜〜!

問題なくすべての作業終了です! おめでとう俺!!

メモリーも1066MHzで動いてます。
せっかくなのでベンチマークアプリで簡易測定。
まずはデフォルトがこちら。

そして3.33GHzにしたものがこちら。

Resultsと見ると
283.42→406.19へ。
約1.4倍のパワーアップです。
ああ、もうちょっと行ってほしかったな〜〜。
数値はあれですが、実際に起動から、Photoshop、InDesign、IlluustratorとAdobeCCのいつものソフトたちを立ち上げて使えるようになるまで、とにかく速い。体感速度は1,.4倍どころが2倍って感じです(そう思い込みたいとも言う)。
ちなみに隣にある仕事マシンのMacBookProのベンチはこちら。

Resultsは540だと〜〜!
改造したMacPro(Early2009)では全く及ばずとは……。
結構時間かかったのになあ。
けど負け惜しみではなく、MacProはメモリーが倍なの挙動が安定していますし、ファンもガンガン回らないのでMacに余裕が感じられます。PDFの書き出しも安定。
本当にストレスなく動く最高のMacProになりました。
さっそく仕事に使いましたが、使いやすかったー。MacBookProより絶対良いです。
次回、いよいよ最後のパーツを取り付けます。
PCI ExpressにSSDを挿します。
これによりSSD本来のスピードが出るので、より体感速度が上がるでしょう。
そう信じてます。
最後に、外したCPU。

使い道ないですね。でもヤフオクで売るのもなんですし、もしものために保管しておきましょう。
つづく。
そしていよいよ改造のメーンイベントとなるCPU交換に挑みます。
まずはググッて、YouTubeで情報収集。
すでに何人もの方が実践、成功していますし、アメリカのショップのYouTubeではかなりくわしく動画で手順を解説してくれています。ということで私でも問題なしでしょう。
購入したもの
CPU(intel XEON X5680 3.3GHz)×2 ヤフオク(中古)
メモリ(DDR3 PC3L-10600R 1333MHz 240pin ECC RDIMM 8GB×4枚) Amazon(中古)
シリコン熱伝導グリス Amazon
用意したもの
3mm六角レンチ(長いもの)
パーツクリーナー(電子回路OKなもの)
マスキングテープ
カッターの刃
カッター
テレホンカード
アイロン
精製水
やわらかいメガネ拭きの布
ノリのリムーバー
アプリなアプリ
MacPro2009-2010FirmwareTool
MacProEFIUpdate
Xbench
まずはファームウエアをアップデートします。
MacPro1.4から1.5にしないと6コアのCPUを受け付けません。
逆に言えば、ファームウエアをアップデートするだけでOKなんです。
システムをイジるなど必要なしで交換可能ってすごいですよね。
手順はググればすぐに出てくることなので省略。
何度かうまくいかなくて多少ドキドキしましたが、グラボをデフォルトに戻したら無事アップデートに成功。こんな感じになりました。

さて、いよいよ本題ですが、まずはメモリーをサクっと交換しておきます。
寄せ集めの22GBからビシッとそろった32GBへ。

中古で十分。かなりお安く買えました。

作業は一瞬で終わります。
で、こうなりました。


1333MHzのメモリですが1066MHzで動作します。そういう仕様みたいです。
でもメモリを1333MHzにしないと6コアはダメみたいです。そういう仕様みたいです。詳しいことはわかりません。
いよいよ最難関のCPUのヒートシンクを外す作業にとりかかります。

中古で用意。X5690は少し高い(2個落札したら1万以上高いです)ので、一つ下のランクのX5680で我慢。
まずはCPUをベタベタ触る必要があるので、背面をマスキングします。
次にテレカを基盤とヒートシンクの間に挿し込んで、接着材をゆっくり時間をかけてはがします。最初はなかなか挿さらないけど、ゆっくりやれば必ず剥がれます。
2個のCPUを剥がし終わったら、隙間にカッターの刃を差し込み、ヒートシンクにアイロンを当てて基盤との間にあるハンダを溶かします。

こんな感じで小皿の上に置いて作業。
CPUがかなり熱くなるので壊れるんじゃないかとドキドキしますが、大丈夫。
「パキンっ!」という音とともにヒートシンクの金属が外れます。


外れたヒートシンクは厚みが2mm以上あってかなりずっしり。使い道ないけど捨てられない感じ。
CPUの上に残ったハンダをカッターで削り落とし、マスキングテープのノリを精製水とテープノリリムーバーを使い綺麗にします。柔らかいメガネ拭きの上で慎重に慎重に作業します。
綺麗になったのがこちら。

この作業だけで3時間かかりました。
あーーー疲れた。
ということで翌日です。
あとは簡単です。
3mmの六角でCPUボードの上に鎮座する巨大なヒートシンクを外します。中にファンが入っていて、その電源端子があるのでゆっくり外します。

そして現れた心臓部。
CPU自体は特に固定されていないので、黒いカバーをはずし用意したX5680に交換します。まさに置き換えるだけ。びっくりするほど簡単です。

あとはシリコングリースを塗って…

うんち。

付属のへらで綺麗に延ばして…

ヒートシンクを丁寧にもどしたら終わり! ネジの締め込み過ぎに注意です。
あと作業中に基盤の上に何かを落とさないようにね。
すべて元にもどしたら早速起動です。
ドキドキ!

キタ〜〜〜〜〜!

問題なくすべての作業終了です! おめでとう俺!!

メモリーも1066MHzで動いてます。
せっかくなのでベンチマークアプリで簡易測定。
まずはデフォルトがこちら。

そして3.33GHzにしたものがこちら。

Resultsと見ると
283.42→406.19へ。
約1.4倍のパワーアップです。
ああ、もうちょっと行ってほしかったな〜〜。
数値はあれですが、実際に起動から、Photoshop、InDesign、IlluustratorとAdobeCCのいつものソフトたちを立ち上げて使えるようになるまで、とにかく速い。体感速度は1,.4倍どころが2倍って感じです(そう思い込みたいとも言う)。
ちなみに隣にある仕事マシンのMacBookProのベンチはこちら。

Resultsは540だと〜〜!
改造したMacPro(Early2009)では全く及ばずとは……。
結構時間かかったのになあ。
けど負け惜しみではなく、MacProはメモリーが倍なの挙動が安定していますし、ファンもガンガン回らないのでMacに余裕が感じられます。PDFの書き出しも安定。
本当にストレスなく動く最高のMacProになりました。
さっそく仕事に使いましたが、使いやすかったー。MacBookProより絶対良いです。
次回、いよいよ最後のパーツを取り付けます。
PCI ExpressにSSDを挿します。
これによりSSD本来のスピードが出るので、より体感速度が上がるでしょう。
そう信じてます。
最後に、外したCPU。

使い道ないですね。でもヤフオクで売るのもなんですし、もしものために保管しておきましょう。
つづく。
2018-03-16 04:10
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0