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マイ・アナログ・ブーム到来 [アナログレコード]

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きっかけはディアゴスティーニでした。


昨年秋頃にディアゴスティーニから隔週でJazzのレコードがついた分冊が発売になりました。いままで何百というタイトルが発売されている分冊系の雑誌。欲しいと思ったことは一度もなかったのですが、今回のディアゴスティーニはとても気になりました。大概1冊目は部数もあるので品切れになることはないので、しばらくその気持ちを放置していたのですが、年末に書店でその雑誌(LP)を手に取ってみると抑えがたい衝動にかられ、思わず購入してしまいました。


レコードプレーヤーを持っていないのに……。


私の父はオーディオマニアです。それもどこか少し方向性の違うマニアです。JBLマニアというのかな。いわゆる1台100万とか、1本1万とかのアンプやケーブルを集めてシステムを作るのではないのですが、父なりの好きな音を求めている感じです。ということなので実家には当然レコードプレーヤーの1台や2台あるはず。手もとにレコードはあるけど聴けないのでは意味がない。けどどんなレコードプレーヤーを買えば良いのかもわからないので、さっそく父に電話。しかし昔はたくさんあったプレーヤーですが、ほとんど処分してしまい、今は実動しているのは1台のみ。ただし最近はあまりレコードを聴かないというので、プレーヤーを借りて事務所に置いてみることにしました。


本棚の上を少し整理してプレーヤーを配置。

さっそく目的のディアゴスティーニのレコードをかけてみます。


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1号目 マイルス・デイビス「カインド・オブ・ブルー」
左がディアゴスティーニ重量盤。

定番中の定番アルバムですね。CDで持っています。
けど新たにプレスされたというこのレコードで聴くと……。


こうも違うのか! 違うのか!


という感想。もちろん良い意味ですよ。

父が持っている昔のこのアルバム(もちろんオリジナルプレスではない)と聴き比べると音の上と下の出方が全く違います。レンジが広いというのか、低音も高音もディアゴスティーニのレコードのほうがしっかり出ています。真ん中の出方もマイルドなのにあきらかに音像がくっきりしています。全体に立体感のある聴きやすい音。代わってCDで聴くと、上も下ももちろん出ているのですが、音にエッジがあるというか、ツヤがないというのか。

例えるなら、写真と写真そっくりにかかれた絵くらいの違いかも。
どちらが良い悪いではなく、じっくりと聞くなら、絵くらいのほうがちょうど良い、という結論です。


これが999円で買えるのか! 素晴らしい!


ということで調子にのって聴きたい号だけ買ってみました。



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2号 ジョン・コルトレーン「ブルー・トレイン」


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4号 チャーリー・パーカー「ナウズ・ザ・タイム」


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7号 キャノンボール・アダレイ「サムシン・エルス」


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8号 ハービー・ハンコック「処女航海」


どれもすばらしいです。
特にチャーリー・パーカーが良いですね。
CDではいい加減なベスト盤しか持っていなくて、どのCDを買ったら良いのか迷って
そのまま購入していなかったので、今回ナウズ・ザ・タイムが買えたので大満足。

そこであらためてレコードの良さを考えてみると、音質がCDやデータをはまったく違うという点以外にも、ジャケットの大きさと片面20分強しか入らない録音時間の短さがあると思います。


ジャケットは大きいですから、飾るもよし、曲がかかっている間眺めるもよし。CDでは出せないジャケット写真の迫力。そしてレコードをジャケットから出すついでにライナーを読んでしまいます。データで当然不可能ですし、CDでもあらためてライナーや歌詞カードを読む(見る)ことなんてほとんどしません。音楽を聴いているって感じがします。中学時代に友&愛でレコード借りてテープにダビングしていたことを思い出しました。懐かしいです。曲名を写してたなあ。


そして収録時間が20分くらいしかないので、あっというまに片面が終わり、席を立ってひっくり返さないといけません。けどその行為が自分の意思で音楽を聴いている、という実感になります。iTunesでランダムにしておけば、何時間でも好きな曲をかけっぱなしにできますが、結局はただのBGMなので曲を聴いていると言えるでしょうか? 好きなときに曲を止めて、次の曲に送って、というクリックひとつでできることが、レコードには通用しません。その分、片面20分を意識しながらしっかりと聴きこむことになります。

という、今から30年前は当たり前だったこと、そして30年の間に忘れられていたことが、一度は消滅したと思われていたことが、こうして今でもしっかりと残ってることに大げさではなく感動しました。



これはきっと雑誌にも言えることで、今後も衰退していくと思いますが、雑誌は消滅しないでしょう。ページをめくる行為は、画面の中では体験できないことですから。だから私は雑誌のデザインが好きなんです!!!!(←これ大事)



なんて思いながら、さらにネットでレコードをポチってみました。


まずは

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Negicco「愛かましたいの」EP

ちょうど発売になる「愛かましたいの」のPVを見て、そのすばらしさに思わずCDではなくEPを。ドーナッツ盤なんて、小学生の時以来の購入! 片面1曲ってなんて非効率! もうプレーヤーの前で立ったまま、椅子に戻らずに聴いてしまいます。ちょっと古臭い歌謡曲っぽいアレンジがアナログ盤の音質にぴったりです。買ってよかった〜〜。


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Negicco「Rice&Snow」「ティー・フォー・スリー」

CDで、音源ですでにもっています。けどLPです。CDアルバム1枚がLPだと2枚組!  ずしりと重いレコードに大きな写真。なんともNegiccoらしい、いい写真です。もちろん聴きますが、これはほぼジャケット鑑賞用ですね。1枚5000円とかなりお高いですが、ファンとしての応援も込みの金額ということで。



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マイルス・デイビス「1958マイルス」

マイルスのアルバムで一番好きなアルバムです。もちろんCDで持っています。1曲目の「On Green Dolphin Street」がいいんですよ。ピアノの前奏から優しいマイルスのトランペットで始まり、終始穏やかなテンションの曲。なんでこんなにこの曲が好きなんだろう?? ともかくこれをアナログで聴きたかったのでネットで探して仙台のレコード屋から購入(便利な世の中だ)。傷もなくきれいな盤でした。



ということでアナログ・ブームです。


コレクターではないので、これからも聴きたいレコードだけ集めます。どうしてもJazzが多くなるけど、スティービー・ワンダーのレコードとか欲しいですね。あとジャコ・パストリアスのソロ1st。マーカス・ミラーが「何年もターンテーブルの上から下ろさなかった」と語ったそのレコード。CDで持っていますが、レコードで聴いてみたい。私も真似してターンテーブルの上に放置プレイしたい(笑)。ほかにはオスカー・ピーターソンとチック・コリアとジム・ホールとジョー・パスもほしいな。



それと、一番(最大)の悩み(楽しみ)がレコードプレーヤー自体のこと。今(SL-1200 mk4)はあくまで父からの借り物なので、自分のプレーヤーを手にいれなくては。テクニクスのSL-1200系にすると思いますが、中古で買うか、パイオニアのPLXシリーズにするか悩み中です。安い中古を買って自分でケーブル周りを強化していじるのも楽しいかな、、、。


次回はきっとこのあたりのことを書くでしょう。



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